保育士は保護者対応、職場の人間関係、他の職種より休日が少ないなどストレスが溜まる要因があります。
さらに女性は結婚や出産をしますので仕事を辞めてしまう人も少なくありません。
仕事を辞めるのは個人の自由なので仕方ありませんが、なるべくなら後味は悪くならないようにしたいものでしょう。
ここでは保育士が円満退社をするときにどのような点を意識しておくべきなのか紹介していきます。
現在働いている保育士もいずれこのような状況になる可能性がありますので参考にしてみて下さい。
退職の意思は1ヶ月前に伝える
民法では職場を退職する場合、2週間前までに雇用主に伝えると定められています。
そのため保育士を退職する場合でも2週間前に伝えれば法律上は大丈夫です。
しかし保育施設は退職した穴埋めをしなければいけませんので2週間前だと大変になってしまいます。
その影響で関係が悪化して後味が悪い退職になってしまう可能性も。
退職の意思を伝えるときは保育施設の対応のことも考えて1ヶ月前に伝えると時間に余裕が持てます。
円満退社したい場合は意識してみましょう。
多忙期の退職は避ける
入園や卒園など園児の入れ替わりの時期は保育施設の多忙期です。
この時期は一人でも多くの保育士が必要ですので退職されると他の保育士への負担が倍増します。
職場内が殺伐とした雰囲気になってしまう可能性もありますので注意しなければいけません。
円満退社をしたいなら保育施設のイベントがない時期を選ぶようにしましょう。
忙しくない時期なら他の保育士も余裕がありますので退職をすることを理解してくれます。
本当の退職理由は言わなくていい
保育士の退職理由は職場の人間関係、他の職種より休みが少ない、給料が低いなどが多いです。
どれも保育施設に対してネガティブなものばかり。
実際に退職する理由を質問されたときに本当のことを言ってしまうと関係が悪化してしまう可能性が高いでしょう。
円満退職したいなら本当の退職理由を言うのは控えた方がいいです。
保育士としてステップアップしたいなどポジティブな退職理由を伝えることをおすすめします。